早いものでもう２月になってしまいました。ホントに早いです。
年頭の目標をいきなり挫折してしまって面目ありません。
さて、現場の方ですが、
K市I様邸では、無事一月中の完成引き渡しを致しました。協力業者の皆様には感謝しております。
又、K市M様邸ログハウスでは、まだまだ丸太を積み上げている最中でございます。
そして、最近では、ありがたいことにHPを見て下さって、メールや電話からの問い合わせから打ち合わせを重ねて契約を戴けるケースが数件ありました。
ありがとうございます。
その中で今回は、I市N様邸の地盤調査の様子をアップさせてもらいます。
N様は、先の大震災で液状化現象により、お住まいが気の毒な程沈下し、傾いてしまい、
泣く泣く解体されて、いまだに市営住宅にて避難生活されていらっしゃる現状です。
根本工務店とは、昨年の秋頃にHPからの問い合わせにてお知り合いになり、今日に至ります。
ありがとうございます。
地盤調査には、数種類工法がありますが、木造住宅では一般的に、SS(スウェーデンサンディング)試験
という工法がポピュラーだと思われます。価格は、35000円程度です。この工法では、換算N値という数値を用いて、深さ10メートル程度までの地盤の強度がわかります。
あの、姉歯事件をきっかけに、2009～10年頃から、瑕疵担保履工法という法律が施行されました。
これは、構造や雨漏りの瑕疵に関して、10年間は、保証しなさいという法律です。
しかし、万が一にも雨漏り等がおこったとしても、工事側に支払い能力があるとは限りません。ので、保険に入って、その保険屋さんが指定する検査会社に検査してもらい、ちゃんと合格して保険に加入してね。という法律です。
この保険に入る為には、この地盤調査の報告書類の添付が義務なんですね。
一般的な、木造住宅では深さ5メートル位まで家の重みが伝わり、5メートル以深では、分散してなくなるといわれています。
なので、この5メートルまでの地盤強度が最も重要になるわけです。
N様は、地盤補強工事は覚悟してらっしゃいますが、支持地盤が深いと金額も張りますので、検査結果が待ち遠しいことかと思われます。
